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マイクロスコープを
使用した精密根管治療

マイクロスコープを使用した精密根管治療

根管治療は、小さい歯の中にある歯根の中に侵入した細菌や感染した神経・歯質を取り除く治療です。歯根は薄暗く、患者様ごとに異なる複雑な形状をしているため、肉眼のみで正確に治療することはほぼ不可能です。

浦和の歯医者「うらわ・顕微鏡歯科」では、マイクロスコープを用いて根管治療を行います。マイクロスコープは、視野を数十倍に拡大して明るく照らせるため、根管内部を正確に把握可能です。肉眼では見えなかった根管を正確に捉えることで、感染した神経・歯質も取り残すことなく除去できます。そのため、歯をより多く残しつつ再発リスクを抑える精密治療が実現可能です。

マイクロスコープを使用した精密根管治療マイクロスコープを使用した精密根管治療

また、マイクロスコープの拡大視野で撮影した画像や動画は患者様と共有してご自身の目でご確認頂けます。目で見て理解すれば、患者様の歯とお口への意識も高まり、治療後の予防や健康維持にもつながります。

このように、当院ではマイクロスコープを活用し、再発リスクを抑えた精度の高い根管治療を実現して、治療後の健康維持にもつなげています。

保険診療における
根管治療の成功率

保険診療における根管治療の成功率

日本において、根管治療の成功率は決して高くありません。東京医科歯科大学・須田教授の「わが国における歯内療法の現状」によれば、根管治療の成功率は約40%とのことです。つまり、初めて根管治療をした方でも半数以上の人が再根管治療を経験し、さらに数年後に再発しておよそ半数の人が再根管治療をする。そして最終的には抜歯しなければならない、そんな悪循環ができているのです。

保険診療における根管治療の成功率

なぜ従来の保険診療における根管治療は成功率が低いのかと言えば、精度の低さにあります。根管治療では、根管内の汚染された神経や歯質を全て取り除かなければいけません。もし少しでも取り残しがあれば、歯の内部で細菌が増殖して再発してしまいます。しかし、保険診療ではできることや時間が限られています。無菌的な配慮は困難ですし、先端機器を活用して精度を高めることもできません。そのため、残念ながら成功率が低くなってしまっています。

もちろん、根管治療の成功率は歯科医師の経験・技術にも左右されることでしょう。しかし、無菌的な環境下で精密な治療を実施できなければ、どんなに優れた歯科医師でも根管治療の成功率を高められません。つまり、保険診療では根管治療の成功率は低いままなのです。

大切な歯を守るためには無菌的な環境を作り、精度の高い治療を行うことが大切ということをご理解頂ければと思います。

再根管治療の成功率

再根管治療の成功率

再根管治療の成功率

再根管治療とは、過去に根管治療を行った歯に対して、再度根管治療を行うことを言います。前回の根管治療の際に、根管に細菌が感染する環境で治療されていたり、虫歯が原因で根管が感染したりすることによって、根尖性歯周炎が再発することがあります。そのような歯に対して、再度歯の根の治療を行い、根管内の細菌数を減らすことを目的とした治療が「再根管治療」にあたります。再根管治療の成功率(根尖性歯周炎が確認されるもの)は、それまでの根の治療の質によって40%~80%と大きな差があります。

再根管治療の成功率

再根管治療の成功率

例えば、根の解剖学的な形態が前回の治療によって破壊されている場合(パーフォレーションや根尖の破壊等)その成功率は40%程度となります。仮に解剖学的な形態は維持されていても、根尖性歯周炎が確認される場合は80%程度の成功率になると考えられます。
しかし、同じ再根管治療でも、根尖性歯周炎の診断がされない場合の成功率は90%以上と考えられています。

再根管治療の成功率

再根管治療でまず大切なことは、診査の段階で前回の治療でどのような処置が行われたか、正確に診断することです。また、再治療になる歯は、虫歯や充填材料を除去する際に、パーフォレーションや歯根破折などの事故を起こす可能性があるため、慎重かつ正確に治療を施さねばなりません。そのため、施術のほとんどは歯科用顕微鏡下(マイクロスコープ)で行うことが必要です。

こうした設備や技術により事故を防ぐだけではなく、再根管治療において歯を削る量を最小限に抑えることが可能です。再根管治療を行う場合には、設備が整っていることはもちろん、設備を使いこなせる歯科医師の技術も最低限備わっていなければいけないと言えるでしょう。

文献①

根管治療の精度を
より向上させる施策

根管治療の精度をより向上させる施策

根管治療は狭い根管内部の治療です。根管内に細菌を残さないようにするには、細かい一つひとつの処置を丁寧に確実に行うことが大切です。もし細菌が少しでも残っていれば、再発してしまい抜歯に近づいてしまいます。当院では根管治療の精度を高めるために、さまざまな取り組みを行っています。

歯科用CTによる精密検査

歯科用CTによる精密検査歯科用CTによる精密検査

歯科用CTは従来の2次元撮影のレントゲンとは異なり、3次元で撮影できる機器です。口腔内を立体的に映し出せるため、歯や顎の骨の形状、歯と神経の位置関係、骨の密度まであらゆることが分かります。歯根の中にある神経や血管のうねり方、ひび割れ、根の先の膿の有無なども正確に把握できるため、治療の安全性や精度を大幅に向上できます。治療時間の短縮にも役立ちます。

また、撮影した立体データは患者様と共有可能です。その治療が必要な理由やご自身の口腔内を目で見て知ることができるため、納得して治療を受けられるのも歯科用CTのメリットです。

ラバーダムによる感染防止

ラバーダムによる感染防止

ラバーダムとは、治療する歯のみを露出して、それ以外を覆うゴム製のシートです。細菌が多く含まれる唾液が患部に侵入するのを防げると共に、被せ物などの接着時の湿度管理を行えます。そのため、ラバーダムを使用すれば、根管治療の精度を高められます。

ラバーダムによる感染防止

また、根管治療では根管内部の殺菌のために次亜塩素酸を用います。この薬剤が歯茎に付着すると、その部分を溶かしてしまう危険性があります。そうしたリスクを抑え、患者様のお口の健康を守るためにも、根管治療時にはラバーダムを使用しないという選択肢は考えられません。他にも、口腔内への器具の落下を防ぎ、患者様が削った汚染物質を飲み込んでしまうことを防ぐ役割もあります。

このように、ラバーダムの使用は安全で精度の高い根管治療実現に欠かせません。

ニッケルチタンファイルで
汚染組織除去

ニッケルチタンファイルで汚染組織除去

ニッケルチタンファイルは、複雑な根管内部の治療に欠かせない器具です。一般的な根管治療では、ステンレスファイルという器具にて、汚染された神経や歯質の除去を行います。ステンレスは硬く折れにくい金属なので、歯質を削るのに適した素材です。しかし、根管内部はとても繊細であり、硬いステンレスファイルでは歯質を削りすぎたり、根管内壁を傷つけたりする恐れがあります。また、柔軟性がなく直線的にしか使用できないため、複雑に入り組んだ根管の細部までは届きにくく、汚染物質の取り残しが発生する可能性が高まります。

ニッケルチタンファイルで汚染組織除去

一方、ニッケルチタンファイルは高い柔軟性を持つニッケルチタンを用いています。そのため、複雑に入り組んだ根管内部の処置でも、内壁を傷つけたり穴を開けたりするリスクを抑えられます。また、細かい部分の汚染物質も残さず適切に削れます。そのため、ニッケルチタンファイルは再発リスクを抑える精密な根管治療では欠かせない器具です。

MTAセメントによる
神経の保護

MTAセメントによる神経の保護

MTAセメントとは、高い殺菌性と生体親和性を持つ歯科用のセメントです。根管治療において、健康な神経を保護するために、汚染された神経や歯質を取り除いた部分へ充填するものです。従来の根管治療では、水酸化カルシウム製剤を充填していました。殺菌性や歯の形成を促す作用があるものの、固まらないため安定性に劣るというデメリットがあります。

一方、MTAセメントは、高い殺菌性・歯を形成する作用・やや膨らんで硬化する作用があります。従来の薬剤と違い、処置後の根管内部を隙間なく埋めた上で硬化するため、安定性と再発リスクを抑えるのに役立ちます。そのため、MTAセメントを用いれば、歯の神経を保護して歯の寿命を延ばしやすくなります。

外科処置
(歯根端切除、意図的再植術)

外科処置(歯根端切除、意図的再植術)

根管治療をしたものの、歯の根の先に膿が溜まってしまうと、痛みや炎症を引き起こす歯根嚢胞という病気になることがあります。従来、歯根嚢胞の治療は抜歯以外の選択肢はありませんでした。しかし、歯根端切除術であれば、歯根嚢胞を完治させ、大切な歯を残せる可能性があります。

歯根端切除術

歯根端切除術歯根端切除術

歯根端切除術とは、歯内療法のうちの外科処置です。根管治療後に経過観察を行い、改善できないケースで適用することがあります。汚染された根尖(歯根の先端)を数mm除去することで、細菌の数を減らして歯根嚢胞などの根尖病変を治す治療法です。

歯根端切除術にも、保険診療の治療法と自由診療の治療法があります。

保険診療の範囲に含まれる歯根端切除術は、非常に昔からある治療法の一つになります。
しかしながら、使用できる機材や薬剤に制限があり、切除した歯の根の先端も理想的な形状にならないこともあり、成功率は40%程度と言われています。

自由診療の範囲の歯根端切除術は、難易度が高いこともあり行われている歯科医院は非常に少ないのが現状です。浦和の歯医者「うらわ・顕微鏡歯科」では北米で標準とされている手術方法を採用し、難易度の高いマイクロスコープを用いた手術を行なっています。また、MTAセメントや様々な機材・材料を患者様に合わせて使用できることが特徴です。約80~90%前後の成功率となります。

歯根端切除を行った例

歯根端切除を行った例歯根端切除を行った例

歯根端切除を行った例歯根端切除を行った例

歯根端切除を行った例

歯根端切除を行った例歯根端切除を行った例

意図的再植術

意図的再植術

意図的再植術とは、問題となる歯を一度戦略的に抜歯し、口腔外で処置した後に元の場所に戻すことによって、インプラントや部分義歯を回避し、ご自身の歯で延命を図る治療です。
根管治療時もしくは歯根破折によって保存できないと言われた方に対して「最終手段」として意図的再植術を用います。

つまり、歯の保存ができたとしても、将来にわたって永久的に歯が保存できるわけではないということを患者さんにご理解いただき、その上で意図的再植術を行います。
とはいえ、歯を残してほしいと願う患者さんのお気持ちは十分理解できますので、当院ではどうしても歯を保存してほしいと仰る患者さんの受け入れを行っています。

文献②

意図的再植を行った例

意図的再植を行った例意図的再植を行った例

意図的再植を行った例意図的再植を行った例

意図的再植を行った例

治療費紹介